サラ金の審査で勤続年数が重要って本当?

年数

あなたは初対面の人をいきなり信頼しろと言われても、できると思いますか?できる方は少数派だと思います。サラ金の審査も同じように、何も情報がない新規申し込み者を易々と審査に通すことはできません。

限られた情報の中で、いかに信頼を得るかがサラ金の審査では重要です。サラ金の審査で有力な情報となるのが勤続年数です。「勤続年数ってどれくらい必要なの?」「勤続年数ってどこで調べられるの?」勤続年数に関する疑問が湧いてきましたね。今回はサラ金の審査で重要な情報の1つ、勤続年数についてご紹介します。

サラ金の審査に通る勤続年数の基準は?

勤続年数の基準は次の通りです。

勤続年数 審査基準
5年以上 安全ライン
3年以上 合格ライン
1年以上 ギリギリ合格ライン
半年以上 落ちる可能性ありライン
半年以下 不合格ライン

勤続年数を3~5年以上積んでいる方はサラ金の審査に通過する可能性が高いです。もし通らなかった場合は他社借り入れ状況や信用情報に問題があるかもしれません。(参考:『他社借入が原因でサラ金の審査に落ちることはあるのか解説』)半年~1年未満の方は審査に通過しないこともあります。しかし、勤続年数にそこまで問題があるわけではないため、その他の審査基準とトータルで判断され、落ちる可能性を加味しましょう。(参考:『サラ金の審査に通らない人の特徴をご紹介!』)

審査基準が半年以下の方はサラ金の審査ではネックです。よっぽど年収が高く、安定した大企業または役所に勤めている方は別ですが、それ以外の方はサラ金の利用をあまりおすすめできません。

勤続年数が短い人の対処法は?

待つ

サラ金の勤続年数が半年に満たない方の対処法をご紹介します。

勤続年数が1年経つのを待つ

最も確実で安全な方法が、勤続年数が1年経つのを待つことです。あなたがお金を借りたい理由は何でしょうか?それは今すぐ必要なことですか?勤続年数が1年経つころには状況が変わってきているかもしれません。

反対に、落ちるとわかっているのに審査に申し込むことは避けましょう。信用情報のブラックリストに登録される条件の一つに、短期間に過剰な申し込みがあります。勤続年数を満たしていない方は、1年経つのを待ってから申し込むか、次の方法を検討しましょう。

クレジットカードのキャッシング枠を利用する

クレジットカードは学生や専業主婦でも作れることから、勤続年数があまり重視されていません。そのため、ハイスペックなクレジットカードでない限り、勤続年数が半年未満でも作ることができます。

クレジットカードはショッピング枠を利用する方が多いですが、キャッシング枠もついています。キャッシング枠はサラ金のカードローンと同じ役割を果たし、銀行ATMやコンビニATMから気軽に借り入れができます

サラ金の審査で勤続年数はどのように調べるの?

健康保険証

サラ金の審査で、勤続年数は健康保険証から調べられます。健康保険証は、会社が運営する健康保険組合に加入する方が多いと思いますが、健康保険証に「資格取得年月日」が記載されています。資格取得年月日があなたが入社した日です。資格取得年月日から申し込み日を引くと勤続年数が調べられます。

自営業・フリーランスの方で会社が発行する健康保険証がない場合は、給与明細などの収入証明書で代用されます。いずれにしても、勤続年数をごまかすことはできないので正直に申告しましょう。

まとめ

お金

サラ金の審査では勤続年数が重要です。勤続年数が長い方がサラ金の審査では有利になります。その理由は、勤続年数が長いほど役職に就いている、収入が安定しているなどの信用が得られるためです。

現在転職を考えている方は、転職前にサラ金に申し込むことをおすすめします。審査通過後に転職したとしても、よっぽど収入が落ちなければ解約されることはないのでご安心ください。

サラ金の審査で必要な勤続年数は半年以上です。まだ半年に満たない方は、今は申し込みを控えましょう。やみくもに申し込むと、申し込みブラックという事故情報に登録されるため注意が必要です。クレジットカードのキャッシング枠もご検討ください。