他の利用者と差がつくキャッシングの金利計算とシミュレーション方法


今現在キャッシングを利用している皆さん、そしてこれからキャッシングの利用を検討している皆さんは、ちゃんと金利を計算してしっかりとした返済計画を立てていますか?

もしかして「キャッシング会社が毎月の返済額も教えてくれるから平気だよ」なんて思っていませんか?だとしたら、その考えは次の燃えるゴミの日に捨てちゃってください。

実はキャッシングの金利計算はとっても大事なんです。なぜなら借りる前の具体的な返済計画をたてるときにすごく参考になるからです。(>>参考:サラ金を比較してみよう!

お金に困っていると借りることばかり考えてしまいがちですが、キャッシングは返すことの方がずっと重要だということは薄々わかると思います。

そこで今回は、「金利の計算方法」と「具体的な返済計画」をあわせてご紹介いたします。返済シミュレーションを利用して、具体的な返済の進行具合を参考にして頂ければ幸いです。

目次

たった1つの金利の計算方法

まずは基本となる金利の計算ですね。金利を計算なんてすごく複雑な印象を感じてしまいますが、実は計算方法はたった1つ覚えていれば大丈夫なんです。

  • 借入額×金利×借入日数÷365日(うるう年は366日)

この計算式を覚えておけば、さまざまな条件の利息を計算することができます。

例えば1ヶ月の利息なら、借入日数のところに「30日」を入れればでてきます。毎月返済するので基本的には30日ですね。

ちなみに金利18%で10万円を1ヶ月借りた時の1ヶ月の利息は、約1,500円です。下に早見表を載せておきます。

  • 10万円×金利18%×30日÷365日=約1,500円の利息
  • 30万円×金利18%×30日÷365日=約4,500円の利息
  • 50万円×金利18%×30日÷365日=約7,500円の利息

返済シミュレーションで具体的な返済計画をたてよう!


計算方法はわかったものの、自分で完済まで計算するのは物凄く手間がかかる上に、計算ミスもありえます。そんな時に使ってほしいのが、「返済シミュレーション」です。

キャッシングを扱っている銀行や消費者金融のホームページにはたいていありますし、検索をすればいくらでも出てくるので大丈夫です。

無料で何回でも利用できる(サイトによっては回数制限がある場合もある)ので、遠慮せずにどんどん計算しましょう。

今回は現実的に「借入限度額が50万円」「毎月の返済額が3万円」という条件で、金利を比較したシミュレーションをしてみました。

条件①「金利年18.0%」

まずは一般的な上限金利「18.0%」でシミュレーションしてみました。「アコム」や「SMBCモビット」など大手消費者金融のキャッシングでは金利の上限が18.0%になっていることがほとんどです。

消費者金融でこれからキャッシングの利用を検討している方も、初回の借入は上限金利が適用されると考えておきましょう。

  1. 元金:22,500 利息:7,500 残高:477,500
  2. 元金:22,838 利息:7,162 残高:454,662
  3. 元金:23,181 利息:6,819 残高:431,481
  4. 元金:23,528 利息:6,472 残高:407,953
  5. 元金:23,881 利息:6,119 残高:384,072
  6. 元金:24,239 利息:5,761 残高:359,833
  7. 元金:24,603 利息:5,397 残高:335,230
  8. 元金:24,972 利息:5,028 残高:310,258
  9. 元金:25,347 利息:4,653 残高:284,911
  10. 元金:25,727 利息:4,273 残高:259,184
  11. 元金:26,113 利息:3,887 残高:233,071
  12. 元金:26,504 利息:3,496 残高:206,567
  13. 元金:26,902 利息:3,098 残高:179,665
  14. 元金:27,306 利息:2,694 残高:152,359
  15. 元金:27,715 利息:2,285 残高:124,644
  16. 元金:28,131 利息:1,869 残高:96,513
  17. 元金:28,553 利息:1,447 残高:67,960
  18. 元金:28,981 利息:1,019 残高:38,979
  19. 元金:29,416 利息:584 残高:9,563
  20. 元金:9,563 利息:143 残高:0

「返済期間:20ヶ月 累計返済額:579,706円 合計利息:79,706円

単純計算で考えると3万円ずつ返済すれば17か月(51万円)で全額返済できますが、利息が入ると20ヶ月もかかってしまいます。

また返済総額も、約58万円まで膨れ上がります。キャッシングでお金を借りるというのはこういうことです。

条件②「金利年14.0%」

次に、金利「年14.0%」でのシミュレーションを見てみましょう。金利14.0%というと銀行カードローンの平均的な上限金利です。(例:みずほ銀行カードローン:金利年3.0~14.0%)

  1. 元金:24,167 利息:5,833 残高:475,833
  2. 元金:24,449 利息:5,551 残高:451,384
  3. 元金:24,734 利息:5,266 残高:426,650
  4. 元金:25,023 利息:4,977 残高:401,627
  5. 元金:25,315 利息:4,685 残高:376,312
  6. 元金:25,610 利息:4,390 残高:350,702
  7. 元金:25,909 利息:4,091 残高:324,793
  8. 元金:26,211 利息:3,789 残高:298,582
  9. 元金:26,517 利息:3,483 残高:272,065
  10. 元金:26,826 利息:3,174 残高:245,239
  11. 元金:27,139 利息:2,861 残高:218,100
  12. 元金:27,456 利息:2,544 残高:190,644
  13. 元金:27,776 利息:2,224 残高:162,868
  14. 元金:28,100 利息:1,900 残高:134,768
  15. 元金:28,428 利息:1,572 残高:106,340
  16. 元金:28,760 利息:1,240 残高:77,580
  17. 元金:29,095 利息:905 残高:48,485
  18. 元金:29,435 利息:565 残高:19,050
  19. 元金:19,050 利息:222 残高:0

「返済期間:19ヶ月 累計返済額:559,272円 合計利息:59,272円

金利が4%変わっただけですが、返済期間は1ヶ月短くなりました。

「利息」の欄を良く見ると1か月あたりの利息が約1,500円変わっているので、その分早く借入残高が減っていることがわかります。

結果として返済総額は約56万円になり、金利4%の差で約2万円安くなります。

借入限度額50万の早見表

先ほどは金利で比較をしましたが、今度は「返済期間」の早見表で比べてみましょう。(プロミスの早見表をお借りしたので金利は年17.8%とお考え下さい)

  • 1年以内(12回払い)毎月の返済額:46,000円 累計返済額:549,288円
  • 2年以内(24回払い)毎月の返済額:25,000円 累計返済額:597,524円
  • 3年以内(34回払い)毎月の返済額:19,000円 累計返済額:638,578円
  • 4年以内(47回払い)毎月の返済額:15,000円 累計返済額:694,862円
  • 5年以内(58回払い)毎月の返済額:13,000円 累計返済額:746,160円

ご覧の通り、1年で完済するのと5年で完済するのでは、なんと累計返済額に約20万円(196,872円)もの差が!

毎月の返済額の負担は大きいので大変かもしれませんが、可能な限り早期の全額返済を目指すことで、結果として返済総額を抑えることができます。

まとめ

まとめると以下の通りです。

  • 利息の計算は「借入額×金利×借入日数÷365日」で求められる
  • 50万円を金利18%で毎月3万円返済すると、返済総額は約58万円になる
  • 50万円を金利14%で毎月3万円返済すると、返済総額は約56万円になる
  • 50万円を1年で完済するのと5年で完済するのでは、約20万円の差がある

いかがでしたでしょうか。キャッシングは借りるときに金利ばかりを気にして、具体的な返済計画がおろそかになりがちなものです。

初めからキャッシングに詳しい人はいないからこそ、きちんとシミュレーションを活用して具体的な返済計画を立てるべきだと私は思います。結果、返済総額に約20万円も差が出るとわかったら、ちょっとは気になりますよね?

最後に1つだけ。返済を延滞してしまうと「遅延損害金」という金利20%の重いペナルティが待っています。毎月の返済は絶対に遅れないよう、返済方法の確認は怠らないようにしてください。

昔のMCの言葉を借りるなら「ご利用は計画的に」ということです。