初めてのサラ金選びはとても不安になるというお気持ちはとてもわかります。「どこから借りるのが一番いいの?」と思っても、調べるのはなかなか骨が要ります。
「銀行」や「消費者金融」などキャッシング業界はイメージアップをはかってはいますが、やはりまだまだ世間的には「お金を借りる」こと自体が「悪い」という認識が一般的です。
そのため中には、サラ金について調べることすら悪いことだと思ってしまって、どのサラ金からお金を借りるのか自分ではなかなか決められないなんてこともあります。
そこで、お悩みの皆さんのためにも私からおすすめのサラ金を5つほどご紹介いたします。今回は人気のサラ金に個人的なおすすめ度をつけて見やすくし、メリットやデメリットもご説明していきます。
目次
アイフル
- 金利:年3.0~18.0%
- 借入限度額:1万~800万円
- おすすめ度:★★★★★
周りのサラ金が銀行グループになった中、アイフルは今も独立したサラ金です。大手なだけあって歴史も長く、信用できるサラ金の1つです。
アイフルのメリット
①急いでいるときは電話1本で優先審査
インターネットから申し込みをした場合、お急ぎの申込者のために、申し込み後に専用ダイヤルをかけることで審査を優先して行ってもらえるサービスがあります。
他のサラ金にはないサービスなので、急いでいる方はぜひ活用してみましょう。
②無利息サービスがある
アイフルを初めて利用する方は、初回利用時に30日間の無利息サービスを利用することができます。
単純に考えて1か月分の利息が0円になるので、非常にお得です。もしこの期間中に借りたお金を全額返済できれば、元金そのままということにもなります。
審査に通った申込者全員が利用できるサービスなので、積極的に活用していきましょう。
③「てまいらず」で楽々申し込み
皆さんも街中で見たことがあるとは思いますが、サラ金には無人店舗で申し込みができる「自動契約機」というものが各社にあります。基本すべてタッチパネル操作です。
これがアイフルの場合「自動契約でんわBOX てまいらず」という独特なものです。「てまいらず」にはタッチパネルがなく、名前の通りオペレーターとの通話ですべての手続きができます。
話しながらわからないことも質問できるので、疑問に思ったことや不安に思ったことはどんどん答えてもらいましょう。
アイフルのデメリット
①金利が高い
他のサラ金と比較をすればわかりますが、「金利年3.0~18.0%」というのは大手の中では高めの金利設定となっています。
ただし、借入限度額が100万円をこえなければ最高金利が適用できるように法律で決まっているため、少額キャッシングであれば気にならないことです。
アコム
- 金利:年3.0~18.0%
- 借入限度額:1万~800万円
- おすすめ度:★★★★★
「はじめてアコム」でおなじみのアコムは、三菱UFJフィナンシャル・グループの大手サラ金です。最近では、女優の永作博美さんがCMに出演しているのが印象深いですね。
アコムのメリット
①審査通過率が非常に高い
キャッシング業界ではアコムの審査通過率が一番高いのはご存知でしたか?
大手サラ金の通過率はホームページで公表されているのですが、アコムは「48.5%(2016年12月時)」で堂々の1位。次いでアイフルが「46.4%(2016年11月時)」で2位。3位はプロミスの「41.0%(2016年12月時)」です。
すべての申し込みのうちおよそ半分の方は審査に通っているというわけですね。
②無利息サービスがある
アイフルと同じく、アコムにも初回利用時に30日間の無利息サービスがあります。(※利用には、メールアドレス登録とWeb明細利用の登録が必要)
アコムの無利息サービスを利用するためには、毎月の返済期日を「35日サイクル」に設定する必要があります。
③カードローン兼用型のクレジットカード
アコムだけのサービスとして、同社が発行する「ACマスターカード」にカードローン機能をつけて利用することが出来ます。
自動契約機「むじんくん」へ行けば、その場でカードローン兼用型のクレジットカードを即日発行することができます。
アコムのデメリット
①金利が高くおまとめローンに向かない
おまとめローンというのは、いくつかの借り入れを1つの借入先にまとめる形式のキャッシングです。
借り入れがサラ金2,3社に増えてしまうと金利が高くて毎月の返済が大変なので、金利が低いおまとめローンは効果的です。
アコムにもおまとめ専用ローンがあるのですが、金利が18.0%と高くて効果的とは言えないのが残念なところです。
ノーローン
- 金利:年4.9~18.0%
- 借入限度額:1万~300万円
- おすすめ度:★★★★☆
ノーローンメリット
①何度でも利用できる無利息サービスがある
他のサラ金をみればわかりますが、無利息サービスというのは基本的に「初めての利用者限定」です。しかしノーローンはそれを何度でも利用することができます。
ノーローンの無利息サービスは「毎月1度のみ1週間の無利息サービスが利用できる」というものです。給料日前など計画的に利用すれば、ずっと利息0円でキャッシングが利用できるかも…。
②リアルタイム取引
ノーローンの「リアルタイム取引」は、インターネットから振込キャッシングの申し込みができるサービスです。楽天銀行口座を持っていれば、このサービスを24時間利用することができます。
つまり、24時間いつでも口座へ振込キャッシングをしてもらうことができるというわけです。時間にとらわれず必要なときに頼りになります。
③Web申し込みの審査が早い
パソコンやスマートフォンからネット申し込みをした場合、ノーローンなら最短20分で審査結果がわかります。
他の大手サラ金でも最短30分で審査結果がわかるので、この中では「最速」といっても過言ではありません。
ノーローンのデメリット
①金利が高く借入限度額も低い
今回ご紹介するサラ金の中では、ノーローンの金利が一番高くて借入限度額も低いです。まとまったお金を借りようとしている方にはあまり向いていません。
少額キャッシングであれば、前述の無利息サービスを計画的に用いて快適なキャッシングが可能です。
プロミス
- 金利:年4.5~17.8%
- 借入限度額:1万~500万円
- おすすめ度:★★★★★
プロミスのメリット
①振込キャッシング「瞬フリ」
ノーローンのリアルタイム取引のように、プロミスにも「瞬フリ」という振込キャッシングサービスがあります。
全国約200の金融機関の口座を振込先に指定することで、24時間いつでも申し込みから最短10秒程度で振込をしてくれる素晴らしいサービスです。
他の銀行の口座だと、振込で即日融資を受けるには「平日14時まで」に申し込まなければいけません。
②無利息サービスがある
プロミスにも、初回利用時に30日間の無利息サービスがあります。(※利用には、メールアドレス登録とWeb明細利用の登録が必要)
他のサラ金と違うところは、「初回借入から30日間」と「ポイントをためれば再利用できる」という2点です。
アイフルやアコムでは「初回契約日の翌日から30日間」という数え方なのですが、プロミスでは「初回借入日の翌日から」なので、無利息サービスを任意のタイミングで利用することができます。
また、プロミスの会員ページでポイントサービスを活用すれば無利息サービスの再利用も可能です。
プロミスのデメリット
①返済日の選択肢が少ない
プロミスの返済期日は4通りあって、「毎月5日、15日、25日、末日」のどれかになります。
一般的な給料日に合わせて設定されているようですが、日にちが決まっているので自由度があまりないのが残念ですね。
SMBCモビット
- 金利:年3.0~18.0%
- 借入限度額:1万~800万円
- おすすめ度:★★★★★
プロミスと同じく、SMBCモビットはSMBCグループの消費者金融です。以前は三菱東京UFJ銀行グループだったので、一部のサービスにもそういった部分が表れています。
SMBCモビットのメリット
①電話なし・郵送なしのWeb完結申込
サラ金の審査に通る上で避けては通れないのが在籍確認による勤務先への電話ですが、モビットのWeb完結申込なら電話を回避することができます。
電話の代わりに書類を提出して在籍確認ができます。Web完結申込をするためには、三井住友銀行または三菱UFJ銀行の口座が必要です。
②オリコンランキングNo.1の実績
モビットは「2016年オリコン顧客満足度ランキング ノンバンクカードローン第1位」の実績があるサラ金です。
同ランキングによれば、モビットは11の部門のうち6つの部門で第1位となっており、申し込みから返済まですべての点で優秀なオリコンお墨付きのサラ金です。
SMBCモビットのデメリット
①無利息サービスがない
大手のサラ金の中では唯一、モビットだけ無利息サービスがありません。そのため短期的なキャッシングにはあまり向いていないと言えます。
おすすめのサラ金まとめ
まとめると以下の通りです。
- 大手サラ金のほとんどが現在は銀行グループに属しているため、信用度は高い
- 大手サラ金のほとんどが、初回利用時に無利息サービスを利用することができる
- 金利や借入限度額に大きな差はないが、多種多様なサービスがある
いかがでしたでしょうか。今回は大手5社のサラ金をご紹介させていただきました。各社に多種多様なサービスがあり、今回ご説明したもの以外にも利用できるサービスはまだまだあります。
気になったサラ金があったら、1度はホームページを開いてみてください。正直な話、このページよりも各社ホームページの方が圧倒的に見やすいです。