「サラ金から借り入れしたのはいいものの、返済不能になり人生が変わってしまった」このような話は実は少なくないのです。サラ金のメリットである、便利な借り入れ方法は、時に人を悪い方向に導きます。そうならないためにも、今回はサラ金の返済シミュレーションについてご紹介ます。
目次
サラ金の返済シミュレーションとは？
サラ金の返済シミュレーションとは、利息と元金を合わせ月々の返済額を算出することです。
どうやってシミュレーションするの？
返済シミュレーションは公式ホームページ上で行うことができます。入力する項目は、借り入れ金額、借り入れ期間です。この2つを入力することで利息を含めた月々の返済額を算出することができます。
公式ホームページに返済シミュレーションのページがない方は、利息の計算方法の記事をご覧ください。
サラ金の返済方法には種類がある
サラ金の返済方法には種類があります。一括返済と分割返済です。
無利息で返済できる一括返済
まず、短期間で返済する一括返済です。一括返済のメリットは利息が発生しにくい点が挙げられます。利息は返済月ごとに発生するため、利息を抑えるためにはできるだけ返済回数を減らすことがポイントです。一括返済は、利息が一回分しかかからないためその分返済額を抑えることができるのです。また、サラ金には初めて利用する方に向けて無利息サービスを行っているところがあります。無利息サービスとは一定期間利息0円で借り入れができるサービスです。大体1か月間と定めているところがありますが、新生銀行カードローンレイクは5万円以下の借り入れで180日間の無利息期間を選ぶことができます。180日という期間は業界最長なので、長く借り入れを行いたい方にはおすすめです。
一括返済を行う上での注意点
しかし、一括返済を行うにあたり注意することもあります。まず一括返済に対応していないサラ金もあることです。一部の消費者金融では返済日が決められていて、返済したい日に返済できないことが稀にあります。その場合は分割払いになってしまうため、利息も多く支払わなければなりません。
続いて一括返済に手数料がかかる場合がある点です。小規模のサラ金で稀にあることですが、キャッシングの返済で手数料を取ることは違法にはならないのです。利息を抑えるために行った一括返済が、逆に返済額が増えてしまうようでは意味がありませんよね。
以上2点の注意点を踏まえ、サラ金の返済を一括にするか分割にするかを決めてみましょう。
利息の発生の仕方が異なる2種類の分割返済
分割返済にも利息の発生の仕方が異なる2種類の返済方法があります。
利息を含めて返済額を決める元利均等返済
1つ目は、利息を含めて返済額を決める元利均等返済です。利息を含めて返済額を決めるため、返済計画が立てやすいことがメリットです。しかし、元利均等返済は利息の割合が大きくなり残高がなかなか減らないというデメリットもあります。同じ額を返済していても元金均等返済に比べて返済回数も長くなりやすいため、利息を多く支払う必要があります。逆を返せば現在の収入が厳しい方は、元利均等返済はゆっくり返済することができるためおすすめです。
元金だけで返済額を決める元金均等返済
月々の返済額を元金だけで設定し、その返済額に毎月利息を上乗せする方法が元金均等返済です。元金均等返済は短期間で素早く返済したい方にお勧めです。最初は利息が上乗せされるため負担を感じる方もいますが、段々と利息の額が減り、借り入れ残高の減りも早くなります。しかし、元利均等返済より月々の負担が大きいため、無理をすると返済不能になることも。今もこれからも高収入を安定して得られる方にはおすすめです。
サラ金の返済に便利な方法とは？
サラ金の返済方法には大きく分けて3種類あります。3種類とも特徴やメリットが異なるため、1つずつご説明します。
返済漏れの心配がない口座引き落とし
口座引き落としは、毎月指定した口座から自動的に引き落とされるため、返済漏れの心配がありません。しかし、残高に関わらず毎月支払われるため、生活費として残しておいたお金も引き落とされます。引き落とし用の口座を作るのも手です。
コンビニでも返済できるATM
コンビニや提携金融機関のATMで返済することもできます。コンビニなら比較的すぐに見つけることができ、時間も気にせず返済可能です。デメリットは毎回手数料がかかることです。1万円以下の返済で108円、1万円以上の返済で216円がかかるため、毎回提携ATMで返済を行うと損をしてしまうかもしれませんね。
インターネットからでも返済可能な銀行振込
インターネットから返済可能なのが銀行振込です。インターネットバイキングサービスを行っている銀行であれば振込もできるため、ちょっとした移動時間や休憩時間でも返済できるのがメリットです。サラ金から指定された銀行口座を開設すれば手数料もかからないためおすすめです。ただ、振込を銀行の営業時間内に行わなければならないため、時間には十分注意しましょう。