これからお金を借りようと検討している方も、カードローンを利用し始めた方も、「カードローンの金利ってどうやって決まっているの？」という疑問を1度は持ったことがあるのではないでしょうか。かくいう私も、金利がどのようにして決まるか気になりました。
そこで今回は、知られざるカードローン金利のルールや決まる仕組みについてご説明をして、いくつかおすすめのカードローンをご紹介させていただければと思います。
トップぺージでもおすすめのサラ金についてご紹介しているので、ぜひ参考にしていただければ幸いです。
目次
カードローンの金利の上限はこう決まっている！
先に答えから言うと、キャッシングやカードローンの金利は「利息制限法」の第一条で下記の通り定められています。
- 借入限度額が10万円未満のとき、上限金利は20%
- 借入限度額が10万円以上100万円未満のとき、上限金利は18%
- 借入限度額が100万円以上のとき、上限金利は15%
昔はグレーゾーン金利があって金利の上限がもっと高かったのですが、2006年の法改正で現在の上限に落ち着きました。
金利の上限はカードローン毎に決められている
上記の通り、利息制限法では借入限度額によって金利の上限が決まっていますが、大手のサラ金や銀行のカードローンを見てみると上限金利にばらつきがあることがわかります。
ただ、限度額に対して上限金利が決まっているので、もしこれをオーバーした金利を適用しているサラ金業者があれば要注意です。闇金の可能性がとても高いからです。
大手と中小でも金利に違いがある
10万円未満の限度額で借りた時、大手の銀行やサラ金のカードローンの上限金利は「18.0%以下」となっています。一方で、中小のサラ金は「18.0~20.0%」となっており、ギリギリの金利設定をしている業者も見受けられます。
大手なら10万円未満の借入も上限金利18.0%で借りられるので、中小よりもお得であることがわかります。
カードローン利用者の大半は上限金利「18%」
上限金利がもともと低いカードローンを利用しない限り、大半の利用者は上限金利18%でお金を借りています。なぜなら、借入限度額が100万円以上にならないと金利が上限から下がることがないからです。
そのため、大手サラ金のカードローン利用者のほとんどは上限金利でお金を借りているというわけです。
適用される金利は借入限度額で決まっている！
カードローンの金利の上限がどのようにして決まっているか分かった後は、実際に適用される金利がどのようにして決まるのかをご紹介いたします。
キャッシングやカードローンの金利は限度額で決まる
「〇%~△%」というように表記されている金利ですが、希望する金利になるわけではありません。同じように、借入希望額も希望通りに通るとは限りません。金利は限度額によって決まり、限度額は審査によって決まるからです。
初回で借りられる金額はそこまで多くない
初めてのキャッシングだと30万円前後が借りられる上限です。大手の銀行でもサラ金でも借入限度額が100万円を超えない限り、上限金利が下回ることはありません。
総量規制について
利息制限法の他にもキャッシングに関する法律はたくさんありますが、サラ金を利用する上で特に注意しておきたいのは「総量規制」です。年収の3分の1をこえる借入は総量規制によって制限されます。利用者の多重債務を未然に防ぐためです。
年収の3分の1をこえた借入希望額で申し込むと、限度額を3分の1未満に減らされたり最悪審査に落ちることもありえます。
金利が安いカードローンをご紹介
プロミス
- 金利：年4.5~17.8%
- 借入限度額：最大500万円
大手のサラ金の上限金利はほとんどが18%ですがプロミスは僅かに低い17.8%なので、少しでも利息をおさえたいという方におすすめしたいカードローンです。
設置数約1,000台の自動契約機
皆さんもご存知かと思いますが、市街地に行けば必ずと言っていいほどプロミスや他のサラ金の広告看板やサラ金ビルを目にします。大きい駅の周辺にはほぼ必ずプロミスの自動契約機も設置されているので、困った時にすぐ駆け込んで申し込むことができます。
自動契約機を利用すれば最短1時間で融資を受けることが可能です。
「瞬フリ」でカードレスにも対応
瞬フリは、24時間いつでも申込から10秒で指定口座へ振込が可能なサービスです。
住信SBIネット銀行「MR.カードローン」
- 金利：年0.99~7.99%（プレミアムコース適用時）
- 借入限度額：最大1,200万円
業界最低の低金利カードローン
ご存知の方もいるとは思いますが、住信SBIネット銀行といえば業界No.1の低金利で有名な銀行カードローンです。審査の結果、2つのコースのどちらかに振り分けられて金利が決まります。プレミアムコースなら上限金利でも8%を切るという素晴らしさです。
即日融資も可能
手続きに時間がかかるイメージの強い銀行カードローンですが、MR.カードローンは即日融資も可能とホームページで公言しています。申し込みから60分で仮審査結果がわかるので、あまり待つことなく利用できるかどうかがわかるのも嬉しいポイントです。
楽天銀行「スーパーローン」
- 金利：年1.9~14.5%
- 借入限度額：最大800万円
期間限定の低金利キャンペーン
2017年1月現在、2か月後の3月末まで金利半額キャンペーンを実施しています。このキャンペーン中だけはMR.カードローンよりも低い、年0.95~7.25%という低金利で借り入れが可能です。
提携ATM取引手数料がいつでも0円
スーパーローンは基本的に提携ATMを利用して借入と返済が可能ですが、ATM取引手数料がかからないというメリットもあります。サラ金の場合、借入や返済の度に108円・216円かかるので、長期的な借入に向いています。
まとめ
まとめると以下の通りです。
- 金利の上限は「利息制限法」で決まっており、どんなに高くても20%までとなっている
- カードローン利用者の大半は上限金利の18%でお金を借りている
- 適用される金利は借入限度額によって決まっている
- 初回のキャッシングで借りられる金額は30万円程度
いかがでしたでしょうか。グレーゾーン金利があった頃に比べれば、現在のカードローンの金利はどんなに高くても上限が20%と決まっているので安心できます。それ以上の金利を設定している貸金業者があれば、ほぼ間違いなく闇金なので要注意です。