カードローンの金利を大手の銀行と消費者金融で比較してみた

「お金に困った！カードローンでお金を借りよう！」と決めたものの、どのカードローンを利用したらいいのかわからないというのはカードローン利用者の皆さんが一度は通る道です。

カードローンは大きく分けて2種類、銀行と消費者金融から発行されているものがあります。今回はその中でも知名度の高い大手カードローンをピックアップして比較していきましょう。（関連ページ＞＞サラ金を比較してみよう！）

金利を比較したことで気づいたことや注意点を解説いたします。

大手の消費者金融カードローン5社をピックアップしてみました。消費者金融は今でも「サラ金」と呼ばれることが多く、一部の人にとってはイメージが悪いかもしれませんが、現在はそのほとんどが銀行グループです。

アイフルだけは消費者金融の独自路線を突き進んでいますが、プロミス、SMBCモビットはSMBCグループの企業であり、アコムは三菱UFJフィナンシャルグループ、ノーローンは新生銀行グループです。

そのためどこの会社も経営が安定しており、2006年の法改正にともなって金利も安定していますね。

大手の消費者金融をはじめ、中小の消費者金融でも金利の上限は18.0%であることがほとんどです。

ちなみに、下限金利はカードローンの最大限度額によって差があります。最大限度額が高いほど金利の下限は低く、最大限度額が低いほど金利の下限は高いです。

金利だけで見れば、消費者金融の中ではプロミスが一番低金利のカードローンと言えます。とはいえ、他カードローンと0.2%しか差がないので実感はしづらいですね。年単位の長い目で見ると、プロミスを使っていて良かったと思うかもしれません。

アコムとモビットの金利の下限が低いのは、上の表には載せていませんが最大限度額が800万円と高いからです。理論上はその金額まで借入限度額を増額することができれば、金利を年3.0%まで引き下げることができるというわけです。

メガバンク3社のカードローンと知名度の高い銀行2社のカードローン、あわせて5社をピックアップしました。

消費者金融が銀行のグループとなったことでノウハウが共有されて、銀行も個人向け融資を始めてカードローンが広まっています。特に上記5社は審査スピードが早いので急いでいる方にもおすすめできます！

メガバンク3社の金利を比較すると、14.0%台で並んでいることがわかります。力関係はあまり変わらないといったイメージですね。

ちなみにみずほ銀行カードローンには2つのプランがあり、「エクゼクティブプラン」と住宅ローンをあわせて利用できれば金利を年3.0~7.0%にすることが可能です。

5社全体を見てみると、金利の上限にも下限にも結構ばらつきがあることがわかります。実のところ、銀行カードローンは全体的に比較をしてみても消費者金融とは違って差が結構あります。

ちなみに「MR.カードローン」はカードローン業界最低水準の低金利銀行カードローンです。プレミアムコースを利用できるかどうかは審査次第になってしまうのですが、カードローンの長期的な利用を考えている場合は申し込む価値のある1枚です。

できるだけ利息をおさえるために金利の下限の方に注目してしまいがちですが、金利を比較する時は上限金利だけ比べるようにしましょう。なぜなら、初回や少額のキャッシングで適用されるのがすべて上限金利だからです。

ちなみに適用される金利は「利息制限法」で下記の通り定められています。

ご覧の通り、実のところ金利は借入限度額によって上限が定められています。下限金利が適用されるのは限度額が最大に近い金額でなければいけないので、比較対象にはしないようにしましょう。

まとめると以下の通りです。