サラ金の返済!端数はどのように返済するの?

端数

サラ金を返済し続け、「もうすぐ完済!」というところまできたときに、皆さんの頭の中にひとつ疑問が浮かんできませんか?それは1000円以下の端数はどのように支払えば…ということ。今回はサラ金の返済にあたり、多くの方疑問を抱く端数の返済方法についてご紹介します。


端数が残るサラ金返済方法の仕組みについて

端数が残る理由には諸説ありますが、1000円以下はATMで振り込めないため、または分割返済で生じた利息により、最終的な返済金額が割り切れず端数が出るなど、様々です。端数が出るのは仕方のないことですが、この端数を返済せずに放っておいたら利息が発生してとんでもない額に膨れ上がっていたら嫌ですよね?ご安心ください。端数の支払方法はサラ金によって様々な対応を行っています。以下で端数の返済方法についてご紹介します。


サラ金の端数はどのように返済するの?

サラ金の端数を返済する方法には大きく分けて4つあります。どの方法がご自身にとってメリットがあるか確認してみましょう。

A社の場合、端数は会社持ち

A社は端数に関しては、返済不要です。この状態は無利息残高と言います。この無利息残高の仕組みについては後ほど詳しく説明します。端数が返済不要ということは、今後A社から借り入れを行わなければこの端数は一切返済しなくていいことになります。ただ、その後も利用した場合は、借り入れ金額に上乗せという形になるので、注意しましょう。

B社の場合、端数は銀行振込

銀行振込なら端数も引き落とし可能です。この際の手数料はB社持ちになります。きっちり返済を行うため、胸を張って完済と言えます。

C社の場合、ATMで端数も返済可能

C社の場合は、専用ATMが小銭対応可能であるため、端数まで返済することが求められています。端数だからと言って放置していると、知らない間に利息が発生しているなんてこともあるため注意しましょう。

D社の場合、ATMで1000円を振込、おつりを銀行振込

D社の場合、ATMで1000円を振り込みます。そのおつりを銀行口座に振り込んでくれる返済方法もあります。事前に銀行口座をD社に伝えることと端数含め全額を返済する必要があります。


無利息残高が存在する?!

A社でご紹介した方法は無利息残高というサービスです。無利息残高は放置していても返済の催促をされることもなく、利息が発生することもないため問題なければそのままにさせておく方が多いです。しかし実はこの無利息残高には放置するメリットとデメリットがあることをご存知でしょうか?以下で詳しくご紹介します。

無利息残高を利用すると次回借り入れがスムーズ

端数を残し解約もせず無利息残高を利用し続けた場合、次回の借り入れもスムーズに行うことができるというメリットがあります。審査を受けなおす必要がないため、今後も借り入れる予定がある方は契約し続けていて損はありません。その場合、端数は再度借り入れた金額に上乗せされるため少々増額します。

無利息残高状態は信用情報に契約情報が記録され続ける

端数を残して無利息残高を利用し続けるデメリットは、信用情報に借り入れ残高が記録され続けることです。残高や契約内容が記録され続けると、新しいクレジットやローンの審査で評価が下がりかねません。金利の低いローンに借り換えたいと思ったとしても、契約し続けている状態では信用情報に影響します。


サラ金を完済するにはどのような方法がある?

では、端数が残っている場合はどのような状態を完済と言えるのでしょうか?

みなし完済(真の完済ではない)

まずはみなし完済です。これは端数が残り続けている状態、つまり無利息残高が利用し続けている状態を指します。正確には完済とは言えませんが、返済の義務もありませんし利息も付かないため、「みなし完済」という言葉が使われます。繰り返しになりますが、見なし完済で解約を行っていない場合は、信用情報機関に借り入れ残高有りと記録され続けるため、今後新しくローンやクレジット契約を行う際には注意が必要です。

真の完済…残高0円の状態

真の完済とは、銀行引き落としやATMから端数をきっちり返済した状態を指します。この場合、信用情報機関にも借り入れ残高は無しと記録されます。しかし、解約を行わなければ完済していても他社借り入れ状況ありと見なされるため、必要がなければ解約することをおすすめします。

解約は慎重に行いましょう

見なし完済でも真の完済でも、解約を行えば信用情報の他社借り入れ状況は0になり、当然借り入れ残高も無しになります。新しくクレジットやローン契約を行う方であれば解約した方がメリットはありますが、その予定はなくむしろすぐにお金が必要になる可能性が高い場合は端数を残した状態で放置しておくことをおすすめします。いずれにせよ、解約を行ったら再度審査を受ける必要があるため慎重に行いましょう。

端数以外の返済方法はこちらの記事でも詳しく説明しています。⇒サラ金の返済方法について