「お金を借りられたら楽になるけど金利が高いからきついなあ」と考えて、キャッシングを遠ざけていませんか?
実は「初回限定で金利が無料になるサービスがある」って聞いたらあなたは信じるでしょうか?しかし現実に金利が無料になるサービスはあります。それが「無利息サービス」です。
今回は無利息サービスの特徴をご説明して、サービスを提供している大手のサラ金を3社ピックアップしてご紹介いたします。
目次
金利が無料になる?「無利息サービス」とは
「金利無料でお金を借りられる方法なんてあるの?」と皆さんは思うかもしれませんが、キャッシングの中でも特にサラ金業界では「無利息サービス」というものが存在します。
「サラ金はちょっと怖くて利用したくないなあ」という声もあるとは思いますが、いまや大手のサラ金のほとんどは銀行グループとなっているため信用度も極めて高くなっています。名称も「サラ金」から「消費者金融」へ変わりつつあり、信用アップを狙っている動きも見えます。(>>参考:サラ金を比較してみよう!)
無利息サービスは原則初回限定
基本的に、無利息サービスは初回利用の30日が利息0円になるサービスです。例えば4月1日にお金を借りたなら、5月1日までに返せば利息は0円。実質的な金利は無料になるというわけですね。
このサービスはサラ金だけでなく、銀行のキャッシングやクレジットカードのキャッシングサービスにも備わっているものがあります。中には無利息期間が180日もあったり、毎月何度でも1週間無利息サービスを利用できたりするキャッシングもありますよ。
短期間の少額キャッシングに最適
まとまったお金を借りる場合にももちろん利用したいサービスですが、効果が実感できるのは短期間の少額キャッシングです。なぜなら、期間中に全額返済すれば利息0円で済むからです。
借りる金額にもよりますが、10万円程度のキャッシングであれば給料日に一気に返済することもできます。数か月かけて返済しても良いのですが、あまり返済期間が延びると借入額が少額でも合計利息は1万円以上になることもあるので要注意です。
30日以降は通常通り
期間中はもちろん利息0円ですが、30日以降は借入残高に通常通り利息が生じます。「期間中に借りたお金はその後も利息が発生しない」と勘違いするパターンがたまにありますが、「初回借入から30日間のみ」と覚えておきましょう。
30日間を過ぎてからは借入残高に通常通り利息がかかります。無料期間中になるべく返済しておくことが早期完済の一番の近道です。
返済期間に要注意
よくあるのが「30日後までに返済すればいい」という考えです。実際は無利息期間にも返済期日がある場合もあるので、返済しなくて良いというわけではありません。
返済期日はサラ金によってさまざまですが、無利息期間中の返済は「最低返済額の元金以上」は支払わなければいけません。最低返済額が3,000円だとすると、少なくとも3,000円以上は期日までに支払わなければいけません。
もし返済を忘れると「遅延損害金」が発生して金利が20%かかるだけでなく、無料期間が打ち切りにされて残りの借入を一括請求されるなんて話もあります。返済期日は借入前に決めてしまいましょう。
無利息サービスがある大手サラ金3社をご紹介
さて、では実際にあるサラ金をご紹介していきましょう。無利息は、サラ金によってサービス期間の始まりが「契約の翌日から」か「借入の翌日から」で微妙に変わります。
サービスありきの消費者金融は無利息以外でも有用なサービスが結構あるので、気になったところはホームページでじっくり見てみることをおすすめします。
プロミス
- 金利:年4.5~17.8%
- 借入限度額:最大500万円
トップバッターは三井住友銀行グループの「プロミス」です。CMや広告でお馴染みだとは思います。
プロミスの無利息サービスは「初回借入日の翌日から30日間」が期間なので、借入のタイミングがいつでもちゃんと30日間は金利が無料で安心です。
無利息サービスを利用するためには
- Eメールアドレスの登録
- Web明細受取
プロミスでは審査申込の際に上記2つの項目を入力することになるので、この段階で2つにチェックを入れておくと手っ取り早いです。もし申し込みの段階で忘れてしまっても、会員ページにログインして後から設定することもできるので大きな問題はありません。
特徴①約1,000台もある自動契約機
市街地や主要駅の周りには、必ずと言っていいほどプロミスの無人店舗があるのはご存知ですか?実はあれが自動契約機のある「自動契約コーナー」です。
さらにプロミスは三井住友銀行の「ローン契約機」でも契約ができるため、他のサラ金よりも申し込みやすさが段違いというわけです。
特徴②即日振込キャッシング「瞬フリ」
サラ金でお金を借りる場合、カードローンを発行してもらうか、指定口座へ振込をしてもらうかになります。振込キャッシングでいうとプロミスには「瞬フリ」というサービスがあって、なんと24時間いつでも申込から最短10秒で振込が可能です。
アコム
- 金利:年3.0~18.0%
- 借入限度額:最大800万円
2番目は三菱UFJフィナンシャル・グループの「アコム」です。
プロミスと違って、アコムの無利息は「契約日の翌日から30日」が金利が無料になる期間です。契約してから数日後に借りるという方はあまりいらっしゃらないとは思いますが、契約の際には要注意ですよ。
無利息サービスを利用するためには
- 返済期日を「35日ごと」で契約する
アコムで金利を無料にしてもらうには、返済期日を上記に指定する必要があります。毎月返済日が決まっていないのは少し不便かもしれませんが、無利息期間は返済期日を気にしなくてもいいのは良いところですね。
特徴①ACマスターカード
アコムはクレジットカード「ACマスターカード」を扱っている会社でもあるのですが、実はこのカードに上記のキャッシング機能を付帯させることが可能です。
その場合、「金利が年10.0~14.6%になる」また「カードを見られてもローンだと気付かれなくなる」という2つのメリットがあります。金利の方は言わずもがな、金利が18.0%から14.6%になれば利息を抑えることができます。
また、一見すると普通のクレジットカードにしか見えないので、もしカードを見られてしまってもお金を借りていることはそう簡単にバレません。ショッピング機能があるので、日常でも利用できるのが嬉しいですね。
アイフル
- 金利:年3.0~18.0%
- 借入限度額:最大800万円
3番目は「アイフル」です。実は、大手のサラ金の中ではアイフルだけ銀行グループになっていません。だからといって信用できないというわけではなく、歴史の長いサラ金の1つです。
無利息期間はアコムと同様、「契約の翌日から30日」なので審査にとって契約したらすぐ借りるほうが良いです。
無利息サービスを利用するためには
アイフルの場合、何かに登録したり返済に制約があるわけではありません。キャッシングローンの利用が初めてなら誰でも無利息サービスを利用することが可能です。ちょっと意外ですね。
特徴①契約電話BOX「てまいらず」
「てまいらず」は他のサラ金で言うところの自動契約機です。他と異なるのはタッチパネル操作をするわけではなく、すべてオペレーターとの会話で申し込むことができるというサービスです。
入力を誤る心配もなく、わからないことがあれば話しながら聞くことができるため、キャッシングが初めての方にとっても心強いサービスです。
特徴②女性向けカードローン『SuLaLi』
アイフルは大手サラ金の中では初の女性向けカードローン『SuLaLi』を取り扱っています。申込からカード発行まですべて女性オペレーター対応の、まさしく女性専用カードローンと言えます。
デザインにも凝っていて、キャッシングに抵抗があった女性も気軽に申し込めるようになっているところが、以前のキャッシングとはまた違った一面を見せています。
まとめ
まとめると以下の通りです。
- 無利息サービスは原則として初回利用時のみで基本的には30日間
- 30日を過ぎると通常の金利が発生する
- 無利息期間中にも返済期間がくるケースに要注意
- 大手サラ金では「プロミス」「アコム」「アイフル」が無利息サービスを取り扱っている
いかがでしたでしょうか。金利を完全に無料にすることは流石にできませんが、初めてキャッシングを利用するハードルは無利息サービスで大きく下げることができるのではないでしょうか?
ただ借りやすくなったとはいえ借金であることに変わりはありません。「これくらいならすぐに返せるから」といって借りても無利息サービスが付くのは初回だけなので、あくまでピンチの時だけ利用するように意識しましょう。